家族の大切さを教えてくれる毎話毎話すごく大切なドラマ。本当にほぼ全シーン泣きしました。
これまで100本以上の韓ドラを見てきた私がゴリ押しする『おつかれさま』をご紹介していきます。
16話を見終えた感想
エスンと言う1人の女性の生涯が丁寧に描かれていて、16話を全く長く感じさせない見応えのあるドラマです。
見終わった後、自分の語彙力では到底言い表せないような、すごい余波?余韻?が残って、なんとも言いがたい気持ちに。最後の最後、伏線まで全て圧巻で全てを飲み込めない感じというか……
人生には春のような季節もあれば、冬のような季節もあるし、実はその大半が大変なことばかりだと思いますが、そんな中でも懸命に生きていくエスンの姿にとても元気を貰えます。
エスンを中心に夫のグァンシク、長女クムミョン、長男ウンミョン、それから末っ子のドンミョンまで、家族や周辺人物の抱えている想いもリアルに描かれていて、登場人物一人ひとりの機微が深く伝わってきました。
歴史背景に合わせたストーリー展開だったので、登場人物の年齢や人生の出来事を緻密に設定してあるんだろうなと感じます。
時代が行き来することが多かったですが、いつも右下に「1990.08.01」とかデジカメで撮影したような表示があり、見ていて大きく混乱することもなかったです。2000年代に入ってからはその表示もいつの間にか無くなり(スマホには無いから?)当時の雰囲気を感じさせるようで、面白かったです。
過去イチ!の人生ドラマ
今までずっと『ハイ、バイ、ママ!』が私の人生ドラマ(=人生で一番感動したドラマ)だったんですが、今回で『おつかれさま』が人生で1番のドラマになってしまいました…。
済州島に住む人たちの力強い生き様と溢れる愛に、“癒される”というよりかは、“明日からの生活にエールをもらった”ような気持ちです。本当によかった…!!!
私のボキャブラリーが少なくて申し訳ないですが、すごく胸に迫るものが毎話・毎シーンにあった気がします。重い出来事を扱うとクスッと笑えるシーンを作るのはきっと難しいと思うんですが、大変な出来事の中にもユーモアが交えられていて不思議です。
個人的には、日々の生活にひどく疲れてしまったり、気持ちの整理ができないときにこのドラマをおすすめしたいです。人生の中で本当に大切なのは何か?──心にグッと1本刺さるものがある、メッセージ性のあるドラマだったように思います。
決して「元気になれ!」と視聴者に強調するものではないですが、私は明日からの活力を貰いました。(何回も言う)
俳優陣と制作陣、どちらも素晴らしい
IUが一人二役だったところも見ていて面白かったし、ボゴムさんはそのままのキャラクターなんだろうなぁという感じで、人当たりの良さが滲み出てました。
人生を懸けて家族を思い続けたエスンと、大黒柱として一家を支え続けたグァンシク。時代が変わり夫婦を演じる俳優が変わっても、一切違和感なくそれぞれのキャラクターが非常にうまく演じられていて、それもこのドラマに没頭する理由になっていたと思います。
でも1番は脚本と伏線回収の素晴らしさかなぁ。大切に書き留めておきたい台詞のオンパレードだったので(泣)
ちなみに、脚本は『椿の花咲く頃』を手がけたイム・サンチュン先生、演出は『マイディアミスター』のキム・ウォンソク監督です。どちらも韓ドラ史に残る名作なので、「そりゃあ今作も人と人の温かな繋がりを感じられる繊細なシーンを作り出せるわけだ〜」と大きく納得しました。
また数年経たないとこのレベルのドラマには出会えないだろうと思えるほど本当にいろんな人に強くおすすめしたい1本です。
まだまだ見送れない『おつかれさま』
素敵なキャストさんたちのインタビューが聞けるのも韓国ネトフリの良いところ!サムネイルにあいゆが2人いるのも、とっても可愛いです(笑)
すっかりおつかれさまロスの私は、まだまだ忘れられません。못보내요ㅠㅠ
今回は、私の人生ドラマを塗り替えた韓ドラ『おつかれさま』をご紹介しました。
皆さんはもうご覧になられましたか?まだの方はぜひ1話だけでも見てみてください!
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