今回は、私が実際に続けられた「KPOPから韓国語の読み書きを学ぶ」方法をご紹介します。
＼こんな方におすすめ！／
とにかく続けられる！KPOPの歌詞和訳
大学受験に失敗し、とにかく勉強を毛嫌いしていた私は、大好きな韓国語でさえも、市販のテキストを見ると拒否反応が出ていました。
絶対に、「勉強」はしたくない…
ただ、大好きなKPOPアイドルの歌や、大好きな歌手が何を歌っているのかが知りたい一心で、いつからか自然と歌詞をノートに書き写すようになりました。
三日坊主の私でも「推しが歌ってる意味、全部理解したい！」という一心で継続できた方法です。
おすすめ理由：自分で一から考える難しさ
今では、10年前と比べられないほど、KPOPの歌詞和訳サイトが広がっており、Youtubeでも「〇〇 和訳」と検索するだけで、カナルビ付きはもちろん、PVまで一緒に楽しめるような動画が続々と公開されています。
便利な反面、それを流し見するだけでは、自分で考える機会が奪われ、なかなか韓国語は上達しないと思いませんか？（私がそうでした。）
自分が欲しい情報をすぐに探し出せる今だからこそ、原文を書き出し、一から自分で和訳していくことで、韓国語がメキメキと上達していくと思います。
KPOPが好きな方や、市販のテキストだとすぐに飽きてしまう方に、ぜひ試してみてほしい方法です。
具体的なやり方
私は、以下のような方法で実践していました。
- 歌詞の原文を全て書き出す
- 分からない単語をマーク
- その単語をNAVER辞書やXで調べる
- 慣れてきたら、分からない単語だけ抜き出して効率UP
私が実際に使っていたノートと一緒に、順番に説明していきます。
原文を全て書き出す
どんなノートでも良いので、まずは好きな曲の歌詞を全て書き写します📝
初心者の頃は、ハングルで全文を書き写すこと自体が結構大変ですが、自己紹介や簡単な会話程度が分かるようになってくると、丁度良い負荷のかかる作業に感じられるのではないかと思います。
私は実際に手を動かして書くことで、二重パッチムの単語や活用形も覚えていきました。
歌詞全文は曲名を検索すれば、ある程度どのブラウザでもヒットしますが、ニッチな曲だと出てこないことがあります。
そんなときは、ブラウザ版 『Melon』を活用します🍈
Melonだと基本的にどんな歌でも検索できて、ブラウザ上でコピーもできるので何かと便利です。
上手く歌詞が見つけられない…というときは、活用してみてください！
分からない単語をマーク＋調べる
全文書き写せたら、分からない単語をザッとマークして、単語の意味を調べていきます。
私は単語の意味を調べるために、NAVER辞書 を使っていました！
NAVER辞書は「日→韓」「韓→日」のどちらも調べることができる辞書アプリで、例文もたくさん出てくるので重宝します。ただし、万能ではありません⚠️
1つ例を出すと、つい最近私が出会ったのが「사해진 순간」という歌詞。NAVER辞書で「사해진」と検索してもヒットせず、なんとなく原型っぽい「사해하다」を検索してみても候補を出してくれません。
単語の意味が調べられないとき
上手く辞書が引けないときは、Youtubeで潔くカンニングします！
Youtubeから和訳動画を検索し、該当箇所がどういうふうに訳されているかを確認します。
今回でいうと「許される瞬間」と訳されていたので、NAVER辞書に戻って「許す」と日本語で検索すると、動詞の「사하다 」がヒットしました！
ここでやっと「사하다 」に「〜아/어/해＋지다 」がついた形になっていたことに気づきました。
例文をもっと見たいときは、Xを使う
さらにXで「사해진」と活用形のままで検索します。
すると、ほとんどが「죄가 사해진다」という使われ方をしていました。
単語の使い方を知りたいときは、Xを活用するとリアルな言い回しを知ることができるので、私はよく検索機能を利用しています🔍
NAVER辞書で調べられないときは、Youtube＞NAVER辞書＋ブラウザ＞Twitter(X)、この順番で調べています。
ここまで一つの単語に時間をかけるのは抵抗があるかもしれませんが、自分で意味を探し出したことでなかなか忘れないようになります！
分からない単語はそのままにせず、できるだけキャッチアップしていきましょう。
分からない単語だけ抜き出す
ある程度慣れてきて、全文書くのが面倒な時は分からない単語だけ抜き出すようにしていました。
単に、文章を書き写す時間が減るので、その分いろいろな曲に触れる時間を増やせて、効率が良くなりました◎
色々な事務所の曲を聴く
同じ事務所から出た曲は同じ作曲家やプロデューサーの場合が多く、使われる言い回しや単語が偏っている可能性があるので、なるべく色々な事務所の曲を聞いてみるのが良いと思います。
最近はKPOPとはいえ、「ほとんど英語やん！」って大声でツッコミたくなるぐらい韓国語が少なかったりもするので、歌手のバラードやR&Bもおすすめです。
ジャンル問わず気軽に聞いてみると、意外な曲に出会えます。韓国はR&Bが本当にお洒落で、歌詞も深いものが多いのでハマりました。
上級者向け：何も見ずに歌詞を聞き取る
ある日、何も見ずに聞き取れた部分を書いていくチャレンジをしたのですが、これは結構難しかったです。
聞き取るために、何度も何度も巻き戻して聞かなければならない過程で飽きてしまい、IUのBluemingが最初で最後のチャレンジになってしまいました…。
これはこれで自分のレベルが知れたようで面白かったです。時間がかかった分、この歌詞に出てくる単語は今だに覚えています。
ルールは決めない
途中から全文を書き写さなくなったのもそうですが、ノートの取り方は特に決めていませんでした。
「アルバムの収録曲は全部訳そう」とか「１曲全部書き写そう」というルールは決めず、自分が今はまっている曲・意味が知りたい曲をその都度ノートに書き溜める感覚です。
好きな曲を書き写すことで、自然とリーディングやライティングの練習になるのはもちろん、通学時間に音源を聴いている時も「そういえば、この部分こういう意味だったな」と思い出していました。
リスニング力のアップにも繋がり、まさに一石二鳥でした。
まとめ
もう一度、具体的な方法をおさらいすると、
- 歌詞の原文を全て書き出す
- 分からない単語をマーク
- その単語をNAVER辞書やXで調べる
- 慣れてきたら、分からない単語だけ抜き出して効率UP
このやり方の１番のメリットは、自分の好きな歌を訳すだけでいいので、縛られずに楽しく継続することができる点です。
私はこの方法で、ライティング力・リスニング力がメキメキと上がっていくのを感じました！
ちなみに、私が重宝していたノートは、無地のA5サイズのものです。上下左右どちらからでも使えて、文字の位置や大きさを気にせずに自由に書き込めるところが好きでした。
ぜひお気に入りのノートを手元に用意して、始めてみてください🎶
この記事が少しでも参考になっていれば嬉しいです🧸📮
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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