奪うか、破壊するか── 消えた最後のサンプルを巡り、悪人たちの戦争が始まる
『THE WITCH/魔女』の世界観を継ぐ、手に汗握るアクションサスペンスドラマ。あらすじからインタビュー映像もご紹介!
※俳優陣のお名前は敬称略させていただいています。
あらすじ
自国が外国勢力によって抑圧されるのを何年も見てきた不正な科学者たちは、韓国を世界の強国と同じ土俵に立たせるためウイルスの開発に乗り出した。“暴君”プログラムと呼ばれるこのウイルスは、人間の能力を飛躍的に向上させる可能性を秘めているという。しかしプロジェクトが秘密裏に進められたことに激怒したアメリカは、すべてのサンプルの引き渡しとプロジェクトの即時停止を要求する。“暴君”プログラムを守るため、韓国政府はこの要求に対し非合法作戦で対抗する。
Disney+より引用
感想・見どころ
国家機密の「暴君プログラム」と呼ばれる超軍人を作り出すサンプルが配送事故により盗まれ、その ‘サンプル’ を巡り韓国国家情報院と米国の諜報機関ヘッドワンが衝突するクライムアクションサスペンス。
全4話で1話40分くらいなので、すぐに完走できます。人造人間のようなものが出てきたり、ちょっとゾンビ映画っぽい要素もあるような。内容はシンプルながら、映画のようなサッパリとした起承転結で、最後は視聴者が考察できるような形で終わります。
本作の監督・脚本は『V.I.P』『THE WITCH/魔女』などのアクション映画で有名なパク・フンジョン監督が務められたということもあり、同じ世界線のシリーズのように感じるストーリー展開です。
アクションに関しては、『ムービング』を彷彿とさせる非人間的な要素が多く、ディズニープラスお得意の(?)CGが詰め込まれています。(血や激しいアクション系が苦手な方は、見ていられない場面もあるかもしれません。)
特別インタビュー映像
アクションシーンの多かったチャ・スンウォンとチョ・ユンスは、特に準備期間が大変だったと話しています。
今回、個人的に一番の見どころは、チョ・ユンス演じるチェ・ジャギョンの ‘殺し屋ぶり’ じゃないかと思うのですが、「アクションシーンの為にたくさん準備をしたが、体がついてこないと感じたときが一番悔しく難しかった」と自身の役作りについて振り返っていて、そのストイックさには驚かされます!最初から最後まで隙のないチェ・ジャギョンは、見ていて本当に圧巻でした。
さらにチャ・スンウォンは、本作を「『THE WITCH/魔女』のアップグレードバージョン」と表現しており、やはり同じ世界線で制作されたドラマだと感じさせられます。
キム・ソンホとキム・ガンウもそれぞれの役作りで大変だった部分について語っており、出演者たち全員の努力の結晶で完成した作品だと改めて感じさせられました…!
作品概要
原題:폭군/The Tyrant(全4話)
監督・脚本:パク・フンジョン
出演:チャ・スンウォン、キム・ソンホ、キム・ガンウ、チョ・ユンス
配信:Disney+ STARオリジナル
配信日:2024年8月14日
ゾンビ映画が苦手な私でも一応見れた!アクションはもちろんですが、俳優陣の隙のない演技に感服です。
Disney+STARシリーズ『暴君』
まだの方はぜひご覧ください✨
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