韓国ドラマ『瑞草洞＜ソチョドン＞』新しいヒューマンドラマの形

なぜこの仕事をやっているんだろうか？── アソシエイト弁護士５人の喜怒哀楽成長ストーリー

今までのリーガルドラマとは一線を画す温かいヒューマンドラマ。食事シーンがたくさん取り上げられていたのが印象的でした！

2025年9月現在、U-NEXTでのみ視聴可能の『瑞草洞＜ソチョドン＞』をご紹介していきます。

※俳優陣のお名前は敬称略させていただいています。

あらすじ
12話を終えての感想
キャストの掛け合い・仲の良さ
飽きずに見れるストーリー展開
個人的に魅力を感じたキャラクター

あらすじ

『瑞草洞＜ソチョドン＞』は、ソウル・瑞草洞の法曹タウンを舞台に、アソシエイト弁護士5人の喜怒哀楽と成長を描いた法廷ヒューマンドラマ。日々の弁護士業務に追われる彼らが、食事の時間になると自然と集まり、他愛もない会話を通じてストレスを解消していく。そんな彼らの等身大な日常のやりとりが、本作の魅力のひとつとなっている。
U-NEXTより引用

12話を終えての感想

いやあ、面白かったー！！アソシエイト弁護士５人が日々のお仕事に奮闘しながらも、それぞれが将来の目標に向かって進んでいくストーリーです。

イ・ジョンソクとムン・ガヨン主演ドラマということで「ラブロマンス要素が多めかな？」と予想しながら見始めましたが、恋愛要素は思ったより少なく、見ていてスカッとする気持ちの良いドラマでした。

５人全員の人情味あふれる温かいキャラクターが特に良かった！雇われ側という理由で会社の言いなりになるわけではなく、モヤモヤする部分は自力で解決していくところや、それぞれが抱える問題に屈せず励まし合いながらお仕事を頑張る姿が素敵でした。

キャストの掛け合い・仲の良さ

５人ともクールに自分の道を突き進むところがグッとくる今回のドラマですが、キャスト５人の分量がかなり均等だったように思います。

イ・ジョンソクとムン・ガヨンを中心としたストーリー展開なのかなと思いきや、５人分のセリフ量が同じというか…？（実際には同じじゃないかもしれませんが^^;）見ている側としては、かなり均等なストーリー配分に思えたし、それがまた良かったです。

朗らかな撮影現場の雰囲気が感じれるメイキングもおすすめです〜ロスの方は絶対見てください♪

飽きずに見れるストーリー展開

韓国ドラマ全体の傾向なのか、最近は特にサクサク進むオムニバス形式が増えてきている気がしますが、このドラマも基本的に１〜２話かけて１つの事件が完結する形の展開でした。飽きのこないテンポの良さで見やすかったです。

それから、食事のシーンが印象的でした！豆もやしスープやキムチチゲ、ドラマに欠かせないサブウェイまで（笑）いつも５人揃ってランチを食べる習慣があるようで、その様子が毎話映し出されていました。

リーガルドラマで食事シーンが毎話欠かさずあるのは結構新鮮な切り口ではないでしょうか？５人の演技が本当に自然体で、会社員の仲良しグループの会話を実際に見ているような掛け合いが良かったです！◎

最終話も微妙な終わり方をすることなく12話で全て丸く収まったのも良かったし、それぞれの問題が解決してハッピーエンドだったのも安心しました。やっぱりハッピーエンドが好きです…！

イ・ジョンソク主演のドラマでゴテゴテ恋愛してないっていうのが私的には新鮮でポイント高かった〜（異論は認めます）

個人的に魅力を感じたキャラクター

キャラクターの感想も言いたいことがめちゃくちゃありますが、個人的に１番好きだったのは、ハ・サンギ弁護士！

他の４人も言うまでもなく安定した演技ですごい良かったですが、キャラクターとしてドラマを見ている中でどんどん好きになったのはハ・サンギ弁護士でした。「春の妖精」のいうあだ名がついた理由や学生時代のエピソード、最終話での顧問の先生とのやりとりなど、最初は影薄めかな？と思っていましたが、将来の選択や母親への思いを通じてがっつり心を掴まれてしまいました。本当に感動しました！