シリーズ第三弾は、TOPIKⅡ(中・上級)受験対策に使っていた市販のテキストをご紹介します!
『ハングルが分からなかった人がTOPIK6級を取るまで』
=本シリーズでは、高校生でK-POPにどハマりしてから、5年後に韓国語能力試験(通称TOPIK)の最上級6級を取った筆者の『ゆる〜く楽しい韓国語の勉強法』をご紹介しています!勉強したくない〜という人にもおすすめです。
▼シリーズ過去回はこちら!👩🏻💻
いよいよ、最終回かも…(!?)
はじめに:なぜ対策用テキストが必要か
ずばり、その理由はTOPIKⅡには “쓰기” (筆記テスト)が存在するからです。
評価基準は以下の通りで、
6級は「社会的、抽象的なテーマまたは業務や専門分野と関連する論述文を正確で適切に構成できるかを評価する」とありますが、要するに結構ムズイです😭
恐らく日本人が一番苦手とする項目かと思いますが、私も例外なく長文を書くのは苦手でした。
なので、まるごと対策できるテキスト+筆記対策用として2つ購入して「テスト用」だと割り切って対策をしていました。
筆記テストの難しさ
筆記テストはいくつか出題パターンがあります。
▼実際の過去問の一例がこちら
グラフや表を見て、その特徴を200~300字で説明する問題。まず与えられたグラフの特徴をつかみ、文章にまとめることが求められます。
与えられたテーマに関して、600~700字の意見文を書く問題。いくつかの質問に答える形を取りながら、自分の考えを書く必要があります。
以上からも分かる通り、短文列挙では歯が立ちません。
普段からスケジュール帳やTODOリストを韓国語で書いたりしていましたが、その程度では全然カバーできません😭
1つのお題に対して長文で意見を書く機会は意外と少ないかと思いますので、慣れるためにも対策用の書籍で何度も演習することを推奨します。
実際に使っていたテキスト
左)筆記テストに特化した対策用
中央)リスニングを含む全体的な対策用
右)ぼーっと眺めてた単語帳
受験日の3ヶ月ほど前から使い始め、何度も問題に取り組むことで、当日も驚かずに問題を解くことができました。
3冊ともかなり重宝しました✨
作文対策はこれ一冊
ここが良かった!
第1章から順番に進めていくことで、『準備土台編→テクニック編→実践編→模擬試験』というように、無理なく作文問題を解けるようになりました。
初めから自力で解こうとするのは難しいですが、この本を使いながら回答のポイントさえ押さえれば、かなり楽にテストに臨めるはず。
全体の出題パターンを把握
ここが良かった!
出題パターンごとに『①語彙と文型確認→②練習問題』という形で構成されてていて、飽きずにテンポ良く進めることができました。
慣用句や連語表現もたくさん詰まっているので、別で単語帳を買う必要はなかったです。
総合演習付きなので、最後の力試しまでまとめてこの1冊でカバーすることができます。
コンパクトな単語帳
ここが良かった!
4500語がジャンルごとにまとめられていて、頭にインプットされやすかったです。
ドラマやK-POPの歌詞によく使われる単語も多く、1~2周してからは勉強の息抜きに眺める程度でしたが、漢字語以外の単語を覚えるのにも重宝しました。
かさばらないコンパクトな手帳型で持ち運びにも便利でした。
過去問を3回分は解く
本番で焦らないためにも、テキスト演習に加えて、最後は過去問を時間通りにやってみるのが効果的でした◎
過去数回分は以下のWEBにて公開されているので、受験までに必ず解いてみてください。
①韓国語のHANA
②かじりたてのハングル
③トリリンガルのトミ韓国語講座
まとめ
筆記テストだけに関して言うと、圧倒的に質>>>量だと私は思います。
『1問をじっくり解く→しっかり見直す→数日後にもう一度解いてみる→見直す』のサイクルで大枠の対策はできます。
見直しと演習を繰り返して、回答分を全文暗記してしまうぐらいになれば、接続表現や文末表現などの言い回しを自然と覚えていて、どんな問題でも応用できるので重宝しました。
まずは、ハングルの量やレベル感に慣れながら、自分にあった方法を探してみてください!
毎日コツコツ…飽きたら単語帳を眺めて…
この記事が少しでも参考になっていれば幸いです🐼📮
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の記事でもお会いしましょう!빠이빠이~👋🏻